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2014年10月の6件の記事

イラン西部高原地帯の景色と人々(2014/10/24~10/27)

アルダビル~カレイバー 4日間(走行4日) 走行距離238.2㎞ (累計9245㎞)



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アルダビルを出発する。しばらくはこのサバラン山を反時計回りに左手に見ながら走る。

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砂漠地帯をしばらく走った後、また緑が見える区間がしばらく続くが、、、



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徐々に景色は低い草が生えるだけの景色へと変わってくる。



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道路脇にキャンプ適地を見つけた。久々のキャンプでのんびりする。



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サバラン山とブドウ畑。ちなみにイランではアルコールは禁止なのでワインじゃなくてワイン風のブドウジュースが結構よく飲まれてる。



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久々にすれ会ったサイクリスト。アルメニア情報をもらう。

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西イランで最も寒い町だという、メシュキンシャフルという町に到着。この日はもう少し進むつもりだったが、ここに泊まることになった。



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彼らと出会ったからだ。
学生である彼らは借りている家に招いてくれた。もともと外国人が立ち寄る事は殆どない町なので、僕と一緒に歩くとすれ違う人々の反応がとても面白いようだった。

彼らと出会う前もアルダビルと同じで自転車を止めると沢山の人に囲まれる。そしてやはり何かしてあげたそうに声をかけまくってくれるのだ。外国人が珍しいのかこのあたりの土地の気質なのか。どうなのだろう。
街を歩いたり、一緒に食事をしたり。歌を歌ったり踊ったり。彼らとの時間はとても心地の良いものだった。

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シェルク・ヘイダールの墓。もともとこれを見るためにこの町に立ち寄った。



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メシュキンシャフルを出る日から天気が悪くなった。気温もぐっと下がった。なにか冬の到来を感じる。

次の町アハールに一泊し、タブリーズには行かないことを決意。そのまま北上してアルメニアとの国境を目指す。

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峠を超える。木々が凍っていた。

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峠を超え、イラン最後に宿泊する街になった、カレイバーの手前で。


カレイバー
はタブリーズと秤にかけて行くことを選んだ町。
引き続き天気が悪かったカレイバーでも、楽しい出会いと素晴らしい景色を見せてくれることになる。

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アルダビルと温泉地 (2014/10/24~25)

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イラン西部の高原地帯の端っこ位置するアルダビル。背後にイラン第二の標高を誇るサバラン山(4811m)が構える美しい景観の都市。



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ここでは、先日お世話になったアジムさんの友人宅を紹介してもらった。アリレッザとルームメイトのオミド。カウチサーフィンのホストもやっているみたいで、英語も堪能だ。



アルダビルにはマイナーかもしれないが、世界遺産ともなっている、シェイフ・シャフィーオッディーンの墓町のど真ん中にある。まずはそれを見物。 (入場料150,000
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ユニークなモスクというかこれはお墓。
大まかに3つの墓室がくっついている。



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金色に輝く内部は広くはないが美しい。


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その隣の中国皇帝からの贈り物が保存された部屋。

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穴の開いた天井の装飾がユニークで素晴らしかった。



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お墓のうちの一つこれはシャー・イスマイールのお墓と肖像。

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活気がある旧市街の中心へ。

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バザール
は小さいがなかなか趣がある。



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そしてミニバス(10,000リアル)でサバラン山の麓。サルエインの温泉地にやってきた。


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大きな浴場でみんなでしゃべりながら入るいい雰囲気。泉質は赤く、かなり熱い。
ロッカーもあって荷物もまあ安全かな。


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水着着用で入るのだが、男女交代制。


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高原地帯ではこれまでもよく目にしてきた蜂蜜は名産らしい。このあたりの人は巣ごと食べる。



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高原らしい空。


この町から人の性格は少し変わったように感じた。寒い場所だからか、冷たい人もいるのだが、逆に今までにないくらい積極的に助けてくれたり、親切をぶつけようとする人も多かった。
イランの旅もあと少し。

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カスピ海沿岸から西部高原地帯へ(2014/10/09~10/23)

ゴルガン~アルダビル 14日間(走行10日) 
走行距離837.14㎞ (累計9006㎞)



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ついにカスピ海を目にした。



ゴルガンからカスピ海はすぐ。沿岸の道路を走るが、南岸は常に町続きで気持ちの良いサイクリングとは言えない。
たまに海がちらりちらりと見える程度。
この区間ではWarmShowerを活用し、主に人に家に宿泊した。沢山の英語が話せるイラン人との出会いはこの国のことを知るよい時間となった。
他にもラームサルの温泉ルードカン城など楽しめる箇所もあった。

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謎のタワーがあるゴルガンを出発する。

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チャドルをつけたまま水に入る女性。



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ラムサールの温泉。個室の浴槽に自分で温泉を入れて入る。なかなか強烈な味の泉質だった。



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雨や緑のの多い町ラシュトはイラン随一食の豊富な場所でもある。市場のマーケットにて。



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ここラシュトビザの延長を行った。泊まり先のペドラム君が手伝ってくれたためか、簡単にその場で有効期限からさらに一か月の延長をすることができた。(300,000+10,000リアル)。彼のお兄さんは写真スタジオ経営。


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ラシュトから山の中に寄り道。

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駐車場から石段を登ること1時間ちょい。城壁が見えてきた。




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ルードカン城と呼ばれる山の上のお城。(入場料10,000リアル)



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尾根上に作られ、二つの山を囲まれた城壁でつないでいる。内側をぐるっと一周できる。

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反対側の山の中腹から見たお城本体。



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城がある山の最寄りの町、フーマン名物のクッキー。なかにシナモンが効いたあんが入ってていておいしい。(一個5000リアル)



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カスピ海西岸に入ると町は少なくなる。

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3日悪天候時に泊めてもらったアジムさんの家にて。
最近天気が悪かったり、暖かいはずのこの地方でも寒かったり、厳しい季節になってきた。



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アゼルバイジャン国境のアスタラに向かう。オレンジ色の屋根の家が海沿いらしい。

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アゼルバイジャンとの国境沿いに山道へと向かう。



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いい加減なペルシア語にも慣れてきた。そうなるとシャイになっていた人も集まってきていい顔を見せてくれる。まあいい加減すぎてあまり会話にはならないのだけれど。小さな村の焼肉屋にて。

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そして高原へと向かう。きついグネグネの山道を標高0から1600mぐらいまで一気に登る。



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キャンピングカーで旅をするフランス人ファミリー。赤ちゃん2人も一緒なのは驚いた。



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登り終え、トンネルを超えると気候は少し変わった。湿度は随分低くなり乾燥している。そしてさらに寒くなった。数日前までは雪が降ったと聞いた。紅葉が綺麗。短い秋だ。



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アルダビルに到着。イラン第二位の標高を誇るすばらしいサバラン山(4811m)を背後に控えた都市。

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テヘラン。首都(2014/10/05~07)

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タワーから望む幹線道路。車やバイクの量は多く、渋滞はかなりひどい。


イスファハーンから昼間バスで7時間。強い風が吹く荒野をバスは走る。自転車では走りたくないなぁと思った。15,000リアル
なんかバスがオーバーブッキングしていたのか、運転手の横の助手席に座ることになった。

テヘランは、ビザの延長が州都なら割とどこでもできると分かった今、別に行く必要はないと思っていたが、自転車を置かせてもらっている、ゴルガンへの帰り道なので、行くことになった。

観光としては首都だけに博物館巡りなのだが、あまり良くないと聞いていた。だから、精力的にはならずにいくつか行ってみる事にした。


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アーサーディータワーへ。取りあえず展望台かな。と。(150,000リアル


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窓が小さくてあまり眺めがよくないが、テヘラン市街を眺めることができる。

タワーの地下はちょっとした博物館になっているが、展示が荒れていて、やる気が感じられない。観光客もほとんどいない。


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唯一これだけは良かったよと聞いて来た宝石博物館。銀行の地下金庫を公開していて、内部は撮影できないが、宝石がちりばめられた玉座やちょっとやりすぎぐらいに豪華な地球儀など展示内容は素晴らしかった。(150,000リアル)

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博物館のメインかな。と思われた国立歴史博物館。しかし、遺跡から出たものばかりで、歴史に興味がないと、あまりパッとしたものはないとしか言えない。(150,000リアル)



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国立歴史博物館に併設されている新館は無料。むしろこっちの方が黄金とか見栄えがした。

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バザールで必要なものの補充。首都だけに充実している。

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アーサーディータワーのライトアップ。赤が好きなのかな。他の色はないのかな。

テヘランの宿は「Hotel Mashhad」 ドミが満員で同じ日に来た中国人旅行者と部屋をシェアした。(ツインルーム:400,000リアル) (ドミ:20,000リアル)

そしてカスピ海沿いのゴルガンに戻ってサイクリングを再開する。

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イスファハーン。美しき観光地。(2014/10/03~04)

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夜行バスで到着した後の朝日輝くエマーム広場とモスク


カスピ海沿岸の町、ゴルガンに自転車を置いて小旅行。夜行バスに乗ってイラン屈指の観光地、イスファハーンにやってきた。
バスは朝の3時に着いて町まで4㎞程度歩いて日の出を待つハメになる。久々のバスはちょっと疲れた。
ゴルガン~イスファハーン 所要14時間 バス 45000リアルぐらい(失念)


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宿は定番「Amir Kabir」。ロンプラにも歩き方にも乗っている(はず)。
外国人だけじゃなくてイラン人も泊まる。
ドミは一部屋(3人)限定で300,000リアル(約10ドル)。



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広場の周りの回廊はバザールになっていてお土産屋を中心とした店が並ぶ。



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王室専用のモスクであったという、シェイフ・ロトウフォラー。小さなモスクで、現在は観光客のみでまったくお祈りしている人などいないが、天井の装飾は繊細で見事だった。入場料100,000リアル

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シェイフ・ロトウフォラーのきめ細やか天井のデザイン。


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その向かいのアーリガーブ宮殿はご覧のありさまで入る気にならず。入場料150,000リアル

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広場のメインとなるエマームモスク



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装飾が立体的な入り口の門

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入り口の門45度メッカの方向に折れ曲がっているのが特徴。でも中庭はなぜか足場だらけでざんねん。内部のタイルも綺麗だが観光客しかいないので雰囲気がない。



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モスクの反対側のバザールの入り口は趣がある。

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中は入り組んでいて古さを感じる。こういうまだ使われている遺産が好きだ。


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内部にはあちこちに小さな広場が設けられていて、たまにそれは美しい。



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華やかなゴールドマーケット。中東の例にもれず金を財産として身に着けるのが習慣のようだ。そういえば中央アジアのおっさんは金歯が好きだった。



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バザールはジャーメモスク(金曜モスク)につながっている。

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割と古いモスクらしく、お祈りをしている人が常に見られた。



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古い木造の礼拝堂のレリーフがとても精密ですばらしい。



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スィー・オセ橋

旧市街の南に流れていた川にかかっている古い橋の一つ。まったく水がないのに驚いた。夕日の時間にのんびりするのがお勧め。


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イランでは代表的なケバブ(肉の串焼き)。地域によって写真のようなパンだったりタイ米のようなご飯だったり。焼きトマトもイランでは結構定番。

都会では旨いものが食べれるのが万国共通。だと思う。


今まで有名観光地ではない所ばかりだったので、観光客の多さと観光地化されているこの町にびっくりした。正直いまいちだったと感じる。たぶん「イスファハーンは世界の半分」というふれこみが大げさすぎだからだ。
しかし、綺麗なものはやはり綺麗で、イラン人の人懐っこさと、もてなしの心は健在であることは変わらないと町を歩けば分かる。

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カスピ海に向けて。(14/09/25~10/01)

マシュハド~ゴルガン 走行日7日(走行6日) 
走行距離597.46㎞ (累計8169㎞)

マシュハドからはテヘランに向かう道がイランを東西に横断するメインルートだが、これまでに会ったサイクリストの多くはこれをすすめない。距離は伸びるが一本北のルートを通ってカスピ海に出るルートの方が面白いというのだ。ということでこれを信じてカスピ海を目指す。
この記事ではカスピ海にほど近い町、ゴルガンまでの道のりを紹介する。

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再び砂漠へ。

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砂漠地帯に点在する遺跡のような廃墟の裏でキャンプ。イランではキャンプはあまりしなかった。道沿いに町が多いのもあるが、どちらかというと現地人に気を使って貰い、どこかしら安全な寝床を用意してもらう事が多いからだ。


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西部ではモスクはよき休憩スポット。



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モスクの庭でピクニックを楽しむ人たち。イラン人はピクニック好きでそこかしらで絨毯を広げてピクニック。



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乾物が多い町Faruj。サイクリストにはうれしい保存食。このへんはブドウが有名だったりする。


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荒涼とした山が見えてくる。


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アップダウンが多くなり、その分景色も良くなる。比較的楽しめるルートだと思う。


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一泊お世話になったレッド・クリセント(交通事故のレスキュー部)のオフィスのみなさん。
拠点はそこらじゅうに見かけるし、簡易的な宿泊施設も備えていたし、この日もウェルカムな感じではあったけれど、部隊の目的からして積極的に「泊めてくださーい」とはいいづらい気がする。



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イラン人はキャンプも大好き。モスクを備えたこのドライブインでキャンプするといいよと聞いて来たら夜はこんな沢山のテント。夜はなかなか寝させてもらえなかった。とは言ってもお酒を飲めない国なので寝るのは早い。そしてお祈りの為か起きるのも早い。マシュハドに行く途中の人も多かった。



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トイレも水も豊富なドライブインでのキャンプは人目につくけれど快適だと知る。



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カスピ海沿岸地域に向けて下る。景色は突然変わる。緑と川。日本のような景色になった。今までずっと荒涼とした景色を見てきたせいか、改めて日本が緑の多い恵まれた場所なのだと実感。



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すれ違ったサイクリングチームのみなさん。イランは自転車が結構盛ん。マシュハドにもいい自転車店があるわけだ。タブリーズが本拠地らしい。



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平地へ。カスピ海は海。海抜0まで下る。


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ゴンバットにて。マシュハドで会ったラフィというガイドの兄弟であるシャフィさんを訪ねる。二人は30年前イランやヨーロッパを自転車旅した冒険兄弟だ。



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彼の自宅には自転車旅行当時の写真や遺物が大事そうに残っている。自転車も当時のをまだ使っている。

彼はWarmShower(カウチサーフィンのサイクリスト版のようなもの)のメンバーだ。ここで初めて使ってみた形になる。これをきっかけにカスピ海沿岸地方では特にWarmShowerを活用することになった。


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ゴンバットの巨大な塔

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中は空っぽでエコーが凄い。

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ゴンバットからゴルガンまで一日の距離。



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ゴルガン
では同じくWarmShowerのメンバーであるカウチサーフィンのホストもやっているシアバーシュ君の家に泊めてもらう。時を同じく居候していた二人のカウチサーファーと。

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ここで自転車を置かせてもらえる事になったので、バスでイスファハーンを目指す。手前の小さなリュックだけでつかの間のバックパッリユックサッカーだ。

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