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2014年12月の6件の記事

イスタンブールの休息(2014/12/18~23)

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渡し舟でイスタンブールのヨーロッパ大陸側に到着。(ボスポラス大橋は自動車専用)

イスタンブールでは一週間程度滞在した。前回も訪れた事のある都市だが、ここで休息しようと考えていた。本当はもう少し長く。。。しかし、クリスマス休暇が始まるとしばらく宿代が高沸する事が分かり、それに終われるように脱出することになった。
トルコきっての都市であり、観光名所だが、今回はそんなに観光することなく、のんびりと散歩したり、宿で過ごしたりの毎日だった。
船には直接自転車を乗っけてよいと言われた。追加料金も取られず融通が利くのである。

今回の宿はこちら。

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ホステルのエントランス前で、ホステルのスタッフと。

ドミ ユーロ

朝食無料、Wifi(レセプション前と共同スペースのみ)、ホットシャワー
シリアやアブハジア出身のわけあり(?)スタッフ働いている宿(オーナはトルコ人)。スタッフは総じてフレンドリー。若干ヒッピー宿的な雰囲気。5階建ての狭い縦長ホステルだが、二段ベッドじゃなくて部屋は広く感じる。値段の割りに場所が観光には良い。


イスタンブール散策の写真を少々。

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イスタンブールを代表する建築といえばブルーモスク


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内部の装飾も健在。


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そしてアヤソフィア。入場料がずいぶん高くなったらしい。


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アヤソフィアは対面するブルーモスクと比べて迫力ある視点から見られるビュースポットが多くて好きだ。


ちなみにこの周辺は前回カーペット売りの客引きが多かったが、今回はずいぶん少なくなったと感じた。
迷惑防止に減ったのか、お金を使ってくれる客層が中国人にシフトしてしまったのか。。



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ガラタ橋には相変わらず釣り人が多い。ちなみにサバサンドも健在。


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対岸のカラキョイ地区。坂になっていて、中央にガラタ塔が見える。



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新市街、イスティクラール通りにある教会はクリスマスムード。


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ドルマバフチェ宮殿そばのスタジアムは新スタジアムを建設中。


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グランドバザールは上に液晶テレビがついてグレードアップしていた。何とか古い雰囲気を残しつつ、近代化している。




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バックパッカー御用達の食堂「バルカン」も健在だった。


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夕暮れ時、スルタンアフメットのモスクの尖塔がシルエットになる。
トルコでもまだまだスカーフを被る女性は多い。


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ガラタ橋から見るYeni Cami(新しいモスク)



そして、韓国人サイクリストであるトングと共にギリシャ方面に向かいつつ、年末年始を”やり過ごせる”場所を見つける旅に出る。。

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飛んでイスタンブーール! アジア大陸の果て(2014/12/15~19)

サムソン~イスタンブール 5日間(走行4日) 
走行距離170㎞ (累計11191㎞)

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アジア大陸の終点。 この向こうはヨーロッパ大陸だ! マルマラ海峡にて。

サムスンを出て山の中へ。ゆるりと登っていく。韓国人サイクリストのトングは少し僕よりペースが速いのでちょっと忙しい。
なんか彼の両替とかが手間取って、出発は昼頃になってしまった。

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日を浴びる山の村

初日は大して進まず、標高600mぐらいの所でキャンプ
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こんな標高でも意外と寒くってテントはバッキバキに凍る。
一つ軽い峠を超えて少し下って登り返す。この日は向かい風が少しきつかった。
その時、トラックが前にとまった。オジサンが出てきて乗って行けよ。って。100㎞位先のなんとかって町まで。
一人だったら断ったろうが、寒いし、なんか OK。

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積み荷が殆ど空っぽのトレーラーに乗っけられてワープ! さらに着いた街で休憩後、オジサンの気が変わったのか、Izmitまで乗ってく?と言い出した。もう自転車はトレーラーの中だし、まあいっかなー。ということで、、

峠を越えイズミットの手前あたりまで連れて行ってくれた! 
幌一枚のトレーラーの中が寒かった。全部着ても寒すぎ。まあテントで寒く眠れない夜を過ごすよりは安心だったけれど。

到着後、トラックドライバーが集まる休憩所で夜を過ごさせてくれた。皆で簡易ベッドを2人の為につくってくれてうれしかった。

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ありがとう。マホメットさん。(中央)

そして翌朝、イズミットの手前10㎞から走行開始。
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すぐに海岸線沿いに出るなに海? マルマラ海かな。
無駄とも思えるアップダウンが多くて疲れる。

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豪華な朝食。。

イスタンブールに向かう前日、ちょっと高いホテルに泊まる羽目になったパターン。(120TL/ツイン
トルコの観光地でない地方都市は安宿がなく困ると思った。

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雨だと思われたけどなんとか回復した。よかった。ホテル高かったから連泊したくないし。
冬になってヘタレ具合が進んでいる。トングも同意見。

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イスタンブールに近づくと交通量が増え、ICの所や合流のところが怖い。

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そしてイスタンブールのアジア側で食事をして、

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アジア大陸の終点、マルマラ海峡に到達。冒頭の写真の記念撮影にはしゃぐ。
反対側はイスタンブールの旧市街。ブルーモスクとか見える。


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そして船に乗ってヨーロッパ側へ。

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5年ぶりのイスタンブール。
ブルーモスクは海から見るのが一番迫力あるなぁ。

ここからすこしの間、イスタンブールで休息することになる。

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黒海沿いをひた走る。(2014/12/09~14)

トラブゾン~サムソン 6日間(走行4日)
走行距離335㎞ (累計11021㎞)

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トラブゾンを後にする。友人のおかげで楽しむことができた。

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キャンプをしながらサムソンに向けて進む。

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トルコといえばお茶(チャイ)を飲んで休憩する人がたくさん。海が見えると実に優雅だ。なにか食べると何もいわずに無料でお茶を出してくれるところがほとんど。

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町には海沿いにベンチやピクニックエリアが多くてイイ。

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ビーチのレストランの横にキャンプを張らせてもらうのは良いアイデアだった。トイレも使わせてもらえるし。夕食もそこで食べられる。

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モスクの規模も大きくなってきた。どんどん新しいモスクが立っている。



ロープウェーがあって観光地らしい雰囲気のOrduから先は少し内陸を走った。
ゆるい峠が予想外で、峠のとても長いトンネルがかなり恐怖だった。トンネルはできるだけ避けたいと思った。



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マイナーだけど、ちょっとした観光地になっているUnye(ユンエ)の町で雨をやり過ごす為、数日のんびりした。
海沿いに公園が整備されていて、暖かいと気持ちいい散歩ができそう。

35TL/シングル。割引後30TL
部屋にシャワー付きだがトイレは共同。逆が良かった。。Wifi有。


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この辺の名物?なピデ(トルコ風ピザ)。シンプルな味。
食べやすいように切ってくれたのだが、原型を撮りたかった。

雨までに一日余裕があったのでちょっとお出かけ。

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Unye城


郊外7㎞位のところにある山の上の城。バスで行こうと思ったら、バス乗り場の近くでお茶を飲んでいたオジサンに連れてってもらうことになった。

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それがこのアルタンさん。お茶を飲んでいたのは奥さんのやっているレストランで、後でそこでごちそうになった。自身は運動場を経営しているのでそこにも 見てみてーって、連れていかれた。彼のなかなか豪華なマンションにも招待してくれた。
日本語を話す友達や自分の実家などにも紹介され、慌ただしいけど楽しい一日になった。

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お城の上まで登ろう。

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お墓のあとがいっぱいある。

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底なしの斜めアナ

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一番上にも登った。



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Unyeの町が良く見える。


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Unyeの休日。雨は上がった。出発だ。

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海岸にあるエルトゥールル号の追憶記念碑。

日本とトルコの友好関係を示す時によく持ち上げられる有名な話である。なぜこんなところに碑があるのかわからないが。

Unyeからサムスンは一部内陸を走る。フラットで快走だった。

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サムスンに到着。天気のいい休日なので沢山の人が海沿いを散歩していた。

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海沿いで最大の都市というだけあって人が多い。

適当に探した宿は偶然にもロンリープラネットに乗っている宿と同じだった。

50TL/シングル(朝食抜きで40にしてもらった)
トイレシャワー共同、Wifi有
綺麗だけど所詮安宿の雰囲気。あんまりコスパ高くない。

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休日だから店があまりやっていないけど、歩行者天国は結構元気だった。

この宿で韓国人サイクリストに出会う。
この先はアップダウンの激しくなる海岸線沿いを走るか、最短で大きく登るだけだから比較的楽だろうけどこの時期ちょっと寒いだろう内陸を走るか。。。の二択となる。

僕はまあ内陸かな。と思っていたけれど、韓国人彼もそうすることにしたので、明日一緒に出発することにした。

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目指せトラブゾン。再会へ。(2014/12/04~08)

バツミ(ジョージア)~トラブゾン 5日間(走行2日) 
走行距離210.34㎞ (累計10685㎞)

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スコッと晴れた。トルコへ向けて出発。
バツミの海岸線のサイクリングロードを走ったりしていたら町を出るころには昼になってしまった。



横風が凄まじくて結構危ないスタート。


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国境近くの町にあるGonio城。素通りしたけれど。この手前にトラックが待機しているエリアがあって両替とかできる。



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ひたすら続くグネグネした海岸線が見える。

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海岸線沿いに立つ変な形のイミグレーションの建物。

建物手前に軽食やら、両替所があるので食事を済ませて両替してから進む。
出入国もスムーズ。トルコ側でX線検査機に通せなかったので、ちょっと中を確認・・・うーん・・・まあいいや。となっただけ、、
今回は車と一緒っじゃなくて人が通る入出国ゲートを通った。ただ、トルコ側のイミグレと税関の間にで人しか通れない場所があったのでその辺の警官に行ったら快く出口のドアを開けてくれた。だから税関は通っていない。


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晴れて入国。颯爽と漕ぎ出す。。新しい国に入ってなにも迷うことなく進み出せるのはサイクリストならでは。ヒッチハイクしているロシア人に会ってそう思う。(ちゃっかり右に写っていた)

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トルコに入って一気に近代化。なんか戻ってきたって感じがする。ある意味つまらないのだけれど。

道はフラットが続く。
ただ、トンネルが多くて怖い。町に入ると路肩がなくって怖い。フリーウェイなので車の速度に恐怖を感じることもしばしば。

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海から雪山が見える。このあたりは有名な山岳観光地域だったはず。



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いらいらする風にそんなに進めず日が暮れる。

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海沿いにキャンプを張った。山、崖、道路、海なので選択肢はこれ一択。

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うーん。遠いなぁ。

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そしてトラブゾンに到着。最後のほうは少しアップダウンがあった。
宿があると分かってると少しは夜走る。

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ユウジ氏に再会。次の日には出発しちゃったけれど。

トラブゾンの宿は「地球の歩き方」にも乗っているところ。

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Hotel Benri (クリックで地図)

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20TL/シングル
Wifi、共同バスルーム、部屋に洗面台があるところがベンリ。

最近物価が急速に上がっていて久々にて高いなぁと感じていたトルコにしては安い宿。最上階は掃除されていないテラスがあって海が見え夏なら快適だと思う。たぶんテラス付シングルは一部屋のみ。ただ最上階まで荷物があると登るのが大変。



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翌朝、出発するユウジ氏。



そしてもう一つの再会。アメリカのフリースクールで一緒だった友人アスリーとの再会。もともとアンカラ出身だが、今はトラブゾンに住んでた為実現。

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この日から数日間、彼女やその旦那さんのサワシュに色々な所に連れて行ってもらった。

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トラブゾンのアヤソフィア。イスタンブールにも同名の有名なアヤソフィアがあるが、教会をモスクに改装したものをアヤソフィアというらしい。


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トルコの英雄、アタトゥルクの住んでたところ。

あと、トラブゾンといえば郊外のスメラ修道院が有名。
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断崖に立つ修道院

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壁の内側は小さな都市のよう。



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中心となる教会の所狭しと描かれたフレスコ画が素晴らしい。


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内側も。天井にびっしり。

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聖人の顔はことごとく傷つけられている。



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郷土料理の一つ、コフテ ハンバーグみたいなやつ。


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全力でもてなしてくれた、素敵なトルコ人のご夫婦 アスリサワシュと。

そして楽しかった滞在は終わり、自転車をこぎ出す。

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黒海へ。ジョージア後半 (2014/12/02~03)

クタイシ~バトゥミ 2日間(走行2日)
走行距離147.11㎞ (累計10475㎞)

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黒海に到達。。


クタイシからも下り基調。アップダウンも少なく、ゆるい下りが続くので距離を稼げる。
キャンプ地を探そうとする頃、右手にカフカス山脈が見えた。そこから黒海はすぐだった。
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カフカスよ。また。


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黒海にぶち当たり、海岸線沿いを走る。標高0からの雪山。黒海沿岸を走り始めて徐々に暗くなってきた。適当なビーチリゾートで宿を探すもシーズンオフでやっていない。


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まあいいや。ビーチの海浮き輪貸出所みたいなところでキャンプしよ。と思って訪ねたホテルの人が作業員部屋みたいな所を使わせてくれた。水タンクの下でなぜか湿気がひどかったけれど、少なくともテントはぬれずに済んだ。



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旦那さんは部屋を用意してくれ、奥さんは優しく食事を出してくれた。息子さんも僕に興味を持って色々と仲良くしてくれた。夜は工事をしていた人現れ、ジョージアらしく、ホームメイドワインも頂いた(ジョッキででてきた。。)


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朝のビーチリゾート。建築改装中のホテルが多く、夏は遠い国からもお客さんが来るらしい。


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ビーチ越しに遠くカフカス山脈が見える。



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そしてバトゥミに向かう。バツミに近づくと、峠とも呼べるアップダウンが2回あった。
振り返るとカフカス山脈や昨晩のビーチが遠くに見える。

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峠の途中にあるペトラ城塞

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峠を下るとバトゥミの町が見えてきた。 お。上海!?と思ったほど想像より都市っぽかった。


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天気が良くなってきた。黒海という名前に反して割と綺麗な色の海だ。


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繁華街の端っこに安宿らしきものが固まったいたのでそこに宿をとった。



Hotel Iliko (クリックで地図)

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30ラリ/個室バスルーム付

WIFiあり。たぶんもっと安い部屋もあるけどお金が余っているし、まあいいやと思って特に聞かなかった。


天気が良くなったので散策。海岸線をぐるっと歩ける。中途半端なサイクリングロードもある。

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バトゥミの面白高層ビルたち。中央は灯台。

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灯台とアルファベットタワー。アルファベットタワーは中心にエレベーターついているけれど特に動いていなかった。


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観覧車内臓ビル。近くまで行ったら空きビルだった。


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海岸線沿いの散歩が気持ち良い都市。


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久々のきれいな太陽の光。。

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なんか歴史のあるらしい通り。

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劇場。と金ぴか銅像。その周りのぼろアパートはなんだかね。


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からくり時計時計がついた建物。
港のある貿易都市らしく、建物が海外の影響を受けているのかとても洗練されていて歩いていて楽しいし、綺麗だとも思う。


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久々のきれいな夕日。


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ジョージアのレストランで良く見たけど始めて注文するAdjarian風のカチャプリ。伝統的な郷土料理の一つ。パンとチーズと卵。美味しいけれど一回食べたら十分かな。


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ホテルに戻ったらなぜかいやらしいライトアップに。


そして、次の日はコーカサスを抜け、トルコに入る。

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ジョージア前半(2014/11/23~12/01)

アラベルディ(アルメニア)~クタイシ(ジョージア) 
9日間(走行4日) 走行距離372.5㎞ (累計10,328㎞)


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車が通らない道は気が楽だ。   撮影:ユウジ



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アラベルディの町を離れる。ゴツゴツとした岩山の中にいたのだ。
天気は徐々に良くなっていった。

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谷が開けてきた。反対側はジョージアという国境沿いの道をしばらく進む。
そして国境近くにある売店やレストランで必要なものを買い足し、越境地点に向かう。

イミグレーション手前の町に両替所は一件あったが、割り込まれたので面倒になってやめた。
出入国審査はとてもスムーズだった。
そもそも建物内に入らず、車が審査に通る経路で、高速道路の料金所みたいな所でスタンプをもらったので非常に簡単だった。
ジョージア側には両替所はなかった。しばらく行くと町はあったが両替所にドラム(アルメニアの通過)の表示はなかったので可能かどうか不明。
まあ日曜日というのもあったからかもしれない。
最終的にはトビリシでこれからアルメニアに向かう旅行者と両替した。マイナー通貨に関してはこれが一番。

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景色が広がった。ハローハローと声がかかる。人々は明るい印象を受けた。


途中の町で宿を探してみるも予算が合わず。途中でキャンプしようと思ったけれど、次の日はまた天気が崩れると分かっていたので、アラベルディからトビリシまで一日で向かった。
日照時間が短くなってきた最近、100㎞以上走ったのは久々だった。

アルメニアのそれに比べれば全く大したことがないが、トビリシ直前のアップダウンがちょっと鬱陶しかった。夕方で焦り気味だったからかな。

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トビリシに市内に入る。着くころには暗くなってしまった。


トビリシの宿はネットや口コミで人気があるとされる所。

Hostel Geogia (クリックで地図)

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ドミ/個室 一人10ラリ
とてもいい居心地のホステルと聞いていたが、キレイじゃないし、暖房はリビングに小さな電熱ヒーターが一個あるだけだし、トイレシャワーは一つだけ。
何よりも滞在した数日間、ほとんど水が出なくて、シャワーどころかトイレもまともにできない状態だった。残念。客も日本人だけが耐えられるのか、数人いた。そりゃ普通は即移動でしょ。こんなとこというレベル。
ただ、暖かい時期で、水が出れば悪くないかも。ただ、同価格の別のホステルと比べるとあえて選ぶ理由は少ない。
キッチン、Wifi、フリーワイン、簡易な夕食付。

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個室 アジアの安宿を思わす感じだけど必要十分。



トビリシのここで少しゆっくりするつもりだったが、この環境ではと雨が止んだタイミングで、トビリシ自体を脱出。
これなら同じ価格の他のホステルにしようと思ったけれど移動も面倒だった。

トビリシの観光は残念なほどしていない。一度お風呂がてらハマムに行ったぐらい。



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今回ここでユーラシア横断の自転車旅行者、ユウジ氏と会った。日本人で同様の旅をしている人には始めてあった。彼とクタイシまで一緒に行くことになった。

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岐阜城みたい。(Jvari monastery

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川の対岸に大きな教会が見える。中世的な雰囲気。


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と思って見に行ってみた。ムツヘタという町。
ムツヘタの教会。実はトビリシから気軽に来れる有名らしい観光地だった。世界遺産だし。

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重圧な大きな教会。内部も古いながらも豪華なつくり。

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観光客もいるけれど沢山の人が巡礼しに来ていた。


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幹線道路を通らずに静かな道を通る。景色は地味だが軽い追い風もあって気持ちいい日だった。


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フロントキャリアにもバックローラークラッシックを選び、荷物がたくさんつめるユウジ氏の自転車。彼のブログは”ちょっとユーラシア横断してくる

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遠くの北の方角に雪山が見える。


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洞窟都市の Uplistsikheを対岸に発見。

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わざわざ行ってみたものの、残念ながら営業時間を過ぎていて入場できなかった。



そしてゴリに到着。宿は民泊。20ラリ/一人払った。

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民泊した家。突然の訪問にもさして驚かず、やさしく対応してくれた。


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スターリンの生家。ゴリはスターリンの故郷である。町の中心に博物館がありその庭に家や専用列車が並んでいる。


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写真のヒンカリや小皿料理、そして久々の生ビールで乾杯。なんでこの写真しか残ってないかわからないけれど、ジョージアのレストランはつまみっぽいメニューが良い。

ゴリからクタイシは2日。
またもや幹線道路を外れてみるが、意外とアップダウンが多いうえに、途中未舗装路の区間があって失敗。

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丘の上のお城。


夕方には雨が降ってくる。峠手前の町で泊まろうとも思ったが、やはり峠を超えることにする。

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峠の最後はトンネルでラッキー。

宿泊場所がなかなか見つからず、うす暗くなってからキャンプ地を探す。

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雨が降っている為屋根がある廃屋(?)にて。 幹線道路から丸見えだが、夜だし、一人じゃないので心強い。ちなみにユウジ氏も同じアライのテント”ドマドーム”という謎のモデル。全室が室内並みに広くて自転車旅行にはもってこいに見えてうらやましかった。


翌日も引き続き小雨が続く。クタイシまで下り基調とは言え、少しアップダウンが多くてめんどくさい。

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そしてクタイシに到着。


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クタイシの有名宿。スリコ&メディコ家。

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30ラリ/ドミ


値段はドミにしては高いけれど、ボリュームたっぷりの朝夕食付。なので他にまったくお金を使わないこと考えると、まあいいかなという感覚。
自家製のワインやチャチャ(高アルコールの酒)も出される(というか主人のスリコさんに飲ませまくられる。


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夕食後の宴会。日本人や韓国人客がほとんどだった。

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スリコさんの必殺飲み芸も惜しみなく披露された。このあたりのことはたくさんの日本人バックパッカーがブログで書いているのでそちらを参考に。。


雨が続いたので4泊と連泊したが、楽しかったので良かった。

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天気の良い日にクタイシ市内を歩いてみた。

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ユダヤ人街



丘の上に立つ町で一番大きな教会 
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Bafrati聖堂
新しく見えたけれど修復が進んでいるから。



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内部は冷たい感じでひっそりと修復作業が行われていた。

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丘からは町が一望。

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マーケットも活気があって良かった。ヨーロッパみたいなアジア。そんな雰囲気がある町。


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町の中心のロータリー。劇場がある。


ユウジ氏は、予定があるからと雨の中を一日早く出て行った。そして晴れた次の日。僕は出発。メディコおばあちゃんは、赤白ワインセットをお土産にくれた。冗談でしょ。

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自転車のフロントに荷台に搭載。

目指せ黒海! (あったかいところ)。

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